虚偽心拍フィードバックを用いたストレス制御によるタスクのパフォーマンス向上

現代社会はストレス社会と呼ばれるほど,ストレスにさらされています.ヤーキーズ・ドットソンの法則の法則によると,高いストレス,低いストレスはパフォーマンスの低下を招き,適切なストレスのときに良いパフォーマンスを発揮できます.

ストレスを変化させる方法として,虚偽心拍フィードバックがあります.虚偽心拍フィードバックは実際とは異なる心拍数を,視覚,聴覚,触覚のいずれかでフィードバックすることで,ストレスを増加,減少できることがわかっています.そこで,虚偽心拍フィードバックを用いて程よいストレス値に制御できるのではないかと考えました.

本実験では,タスク虚偽心拍フィードバックを用いてストレス値を変化させることで,適切なストレス値にしタスクのパフォーマンスの向上を目的とします.虚偽心拍と実心拍をフィードバックしたときのストレス値,タスクのパフォーマンスを比較し適切なストレスについても検証します.

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