睡眠深度の測定及びアシスト

近年,不眠症をはじめとして睡眠時無呼吸症候群等の睡眠障害を患う人が増加傾向にある.一方,質の良い睡眠がもたらす効果として,脳や身体の疲れからの回復,記憶の定着,免疫機能の強化等が挙げられる.上記のような質の良い睡眠による効果を得るためには,入眠後の90分をより深く眠ることが重要である.
そこで本研究では,睡眠中に音や振動等の外的刺激を与え,眠り始めの90分間をより深い睡眠へとアシストすることで質の良い睡眠の出現を目指す.
現在,マット型睡眠計とアプリケーションを用いて,睡眠深度を4段階に分類しグラフ化した.今後はニューラルネットワークを用いて,オルゴール音と睡眠深度の関係性を明らかにし,質の良い睡眠へと応用していくつもりだ

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